2012.912 江戸川区瑞江 そら歯科医院 浜松です。
昨日のサッカーイラク戦、しっかり勝ち切ってくれました。
危ない場面もありましたが、完勝と言っていいかなと思います。
これで、2014ブラジルワールドカップ出場は8割がたOKでしょう。
さて、セラミックスの歯たちを紹介いたします。
最近入れ歯関係の話が多かったので、入れ歯屋と思われても困りますので。
私、本当の専門は審美修復ですからね~。専門分野もアップしますよ~。
上写真、メタルボンドです。きれいですよね。
しかし、下写真と比較するとどうでしょう?
なんとなくぼんやりと暗いのが上で、下写真は明るい感じしませんか!
下写真は、ジルコニア(オールセラミックスです)
前歯の修復には、可能であればオールセラミックスの方が満足感は高い
仕上がりになると思います。
これもジルコニア(上下同じです)
上写真は、完成時です。歯ぐきのラインに沿ってステインを入れ全体が白く
浮き上がってしまうのを防ぐようにしてあります。
下写真はジルコニアのフレームです。
金属に負けないくらいの強度を持ち、しかも象牙質の色や、築盛するセラミックスの
ベース色に合わせたフレーム色を使う事で、よりきれいに作り上げることが出来ます。
上症例の形成模型です。
歯の全周囲を均一に、しかも仕上がりを想定して削ってあります。
こちらもオールセラミックスの歯の形成模型です。
こちらはメタルボンドとクラウンによるブリッジの形成模型です。
ブリッジは平行性をとらないと口の中には入りません。
かといって、入れやすくしすぎると角度がパラレルから離れていくに従い
はずれる危険度が高まりますので、
きつ過ぎず、ゆる過ぎず歯を形成するのがポイントとなります。
口の中でこれらを考えながら、複数の歯を削る作業は結構しんどいものです。
なんせ角度的に見えずらいところ、口が開かない、ほっぺたや舌が張り出してくるなど
好条件はあまりありませんからね。
ある程度きれいなセラミックスは、上手なテクニシャン(技工士)が作れば入るでしょう。
しかし、本当に精度の高い生体に調和したセラミックスを入れるには、歯科医師の歯の形成
や正確な歯の型どり、適切な技工指示なくしては出来上がりません。
そして大切なのは、良いものを作り上げるんだという共通意識を患者さんと共有する事、
良い技工士さんとの連係を密にし信頼しあう関係性である事。
これらに尽きると思います。
硬くなりましたが、
おしまい。
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